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時代背景・作者

『後漢書』宋弘伝に収められた逸話。後漢の初代皇帝・光武帝と家臣・宋弘のやりとりから「糟糠の妻」という故事成語が生まれた。

出典
content 『後漢書』宋弘伝(撰者:范曄、南朝宋の歴史家)。後漢(25年〜220年)の歴史を紀伝体でまとめた正史。
testPoint 出典名『後漢書』と撰者『范曄』はセットで問われやすい。「范曄」の読み(はんよう)も確認しておく。
登場人物
content 光武帝(後漢の初代皇帝)/湖陽公主(光武帝の姉。夫を亡くしたばかりの寡婦)/宋公・宋弘(帝の家臣。立派な人物として名が挙がる)
testPoint 誰が誰に何を言ったのかを整理する設問(人物関係を問う問題)が頻出。特に「主」=湖陽公主、「弘」「宋公」=宋弘を指す点に注意。
あらすじ
content 夫を亡くした姉・湖陽公主のために、光武帝は再婚相手を探そうとする。姉は家臣の宋弘に想いを寄せていることをほのめかす。帝は姉を屏風の後ろに座らせて隠し、宋弘を呼んで「出世すれば友を変え、裕福になれば妻を変える、というのは人情だろう」と遠まわしに尋ねる。宋弘は「貧しかった頃の友を忘れてはならず、苦労を共にした妻を離縁してはならない」と答え、暗に再婚話を断る。帝は姉に「この話はうまくいかなかった」と告げる。
testPoint 帝が公主をわざわざ屏風の後ろに座らせた理由(宋弘の返事をその場で直接姉に聞かせるため)を説明させる設問が頻出。
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