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重要文法(敬語・助動詞)

敬語の種類と敬意の方向、助動詞てむ・つべし・ぬ・ななりを、識別・意味・訳し方で確認する。

敬語の三分類と敬意の方向

尊敬=動作する人を高める/謙譲=動作を受ける相手を高める/丁寧=聞き手を高める。地の文の敬語は作者から、会話文の敬語は話し手からの敬意。

例文 参る→定子(作者から・謙譲)、はべり→定子(隆家から・丁寧)、たまふ→隆家(作者から・尊敬)
テスト頻出 傍線部の敬語について「種類」と「誰から誰への敬意か」を答えさせる設問が最頻出。
てむ(つ+む)

完了(強意・確述)の「つ」+意志の「む」で「きっと〜しよう・〜してしまおう」。

例文 これは隆家が言にしてむ → これは隆家(私)が言ったことにしてしまおう
テスト頻出 「てむ」を品詞分解し、意味・現代語訳を答えさせる設問。
つべし(つ+べし)

完了(強意・確述)の「つ」+推量の「べし」で「きっと〜だろう・〜てよい・〜できる」。

例文 うちに入れつべけれど → (気恥ずかしい話の)うちに入れてしまってよいだろうが
テスト頻出 「つべし」の品詞分解・意味が問われる。
「ぬ」の識別(打消か完了か)

下に体言が続けば打消「ず」の連体形「ぬ」。終止形で文が切れれば完了「ぬ」。

例文 さらにまだ見ぬ骨 → 打消「ず」連体形(「骨」=体言が続く)
テスト頻出 「見ぬ」の「ぬ」が打消か完了かを識別させる設問。
ななり(「なるなり」の撥音便無表記)

「なるなり」→撥音便「なんなり」→「ん」が表記されず「ななり」。「〜であるようだ」の意。

例文 くらげのななり → くらげの(骨)であるようだ
テスト頻出 「ななり」の成り立ち(もとの形)を答えさせる設問。撥音便の無表記がポイント。
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