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重要文法・句法
本文に登場する句法(受身・使役・再読文字・疑問・禁止)を、識別・書き下し・訳し方の3点セットで確認する。
受身「被〜」
被+動詞(〜せらる)
〜される
例文
弘被引見 → 弘引見せらる(宋弘は〔帝に〕呼び出されて対面した)
テスト頻出
「被引見」を正しく書き下せるか(引見せらる)が最頻出。動作主(帝)が省略されている点も問われる。
使役「令A〜」
令+A(人)+動詞(AをしてVせしむ)
Aに〜させる
例文
帝令主坐屏風後 → 帝主をして屏風の後ろに坐せしむ(帝は姉を屏風の後ろに座らせた)
テスト頻出
使役の対象(誰が座らされたか=湖陽公主)を問う設問が出やすい。受身の文とセットで出るので混同しないこと。
再読文字「且」
且+動詞(まさに〜んとす)
今にも〜しようとする
例文
方且図之 → 方に且に之を図らんとす(今からこの件を取り計らおうとする)
テスト頻出
「且」を二度読む再読文字として正しく訓点をつけられるかが問われる。
文末の疑問「乎」
〜乎(〜か)
〜だろうか(疑問・確認)
例文
人情乎 → 人の情か(これが人情というものだろうか)
テスト頻出
文末の「乎」が疑問を表す助字であることと、断定ではなく相手に確認・同意を求めるニュアンスである点が問われる。
禁止・不許可「不可〜」
不可+動詞(〜べからず)
〜してはならない
例文
貧賤之交不可忘 → 貧賤の交はりは忘るべからず(貧しい頃の友を忘れてはならない)
テスト頻出
「不可〜」を「〜べからず」と正しく書き下せるか、「〜できない(不可能)」との訳し分けが問われる。